ポイント調査ダイブ　レポート

先日スタッフ旅行で行った鹿児島・坊津。
ここの海は今まで何回も潜ってきましたが、今回は新ポイント調査ダイブを兼ねて
楽しく潜ることができました(^^)

まず初日に潜った『末柏（すえかし）』というポイントは、びっくりするくらいいろんな種類のサンゴが群生していました。
特に最近は沖縄でもあまり見かけることが少なくなったエダミドリイシサンゴが一面に広がっていて、そこに20種類以上のチョウチョウウオが生息していて、うれしくなりました(^^)
今回このポイントをガイドしてくれたアクアの児玉さんいわく、ここは北風が吹いても荒れないのでこれからの時期に潜る頻度が多くなるそうです。
またナイトダイブをしても楽しいポイントだそうです(^^)


そのあとは坊津の代表ポイント『平崎』へ行きました。
過去にトリトンツアーで何回も潜ったポイントです。
今までこの平崎へは枕崎経由で行っていたので所要時間は鹿児島市内から2時間近くかかっていました。
が、今回は加世田経由の道を教えてもらい、農道を通って行きました。
そしたら全然早くアクセスすることが出来ました。
今までの「平崎＝遠い」というイメージが私の中で変わりました(^^)

当日の平崎はいい潮が入っていたためか、透明度が抜群によかったです☆
砂地エリアはフツーに30ｍは抜けていました。
魚影が濃く、熱帯魚から回遊魚までたくさん見かけました。

コロダイがサンゴの下でホンソメワケベラからクリーンングされていました(^^)▼

（水深15m）

ギンガメアジがキビナゴを追い掛け回していました▼

（水深8m）

次に潜ったのは 『丸木浜』です。
ここは私が13年前に坊津で初めて潜った思い出のポイントです。
駐車場から海岸までは勾配のある道路をしばらく歩くので、体力は使います。
が、波打ち際のエントリー、エキジットは志賀島・白瀬に似ていて、他の坊津のポイントに比べて簡単だと思います。
以前、トリトンにいた外国人スタッフ、マーティンはこのポイントをかなり気に入っていました。
岬の先端まで行くと大物の回遊魚が多いので…
ただ今回は15:30くらいに潜ったので水中が少し暗く、透明度もあまりよくなかったので、岬先端までは行かなかったし、水中はあまり楽しめませんでした。


そのあとは 『役場下』へ行きました。
日没前だったので潜りはしませんでしたが、女性スタッフ陣に場所だけ教えました。


ここはトイレもあるし、日差しを避けれる小屋もあります。
フェニックスの間からエントリーするような感じなので、ちょっとリゾートの雰囲気もかもしだしています(^^)
坊津のポイントの中では一番初心者向きです。
湾の奥にあり、台風が接近したときでも潜れるくらい常に海況が安定しています。
私は以前ここで潜ったときは3種類のエイを見ました。


翌日は朝イチで 『赤水』へ潜りました。
ここは私も初めてのポイントです。
数年前はこのポイントであのマンタもたまに見れたそうですよ！


「ここの沖の地形はかなり面白いよ」と今回ガイド担当のスパイホップ尾上さん。
ちょっとゴロタ石の浜を歩いてエントリーする点は大変ですが、その苦労を忘れるくらい水中は素晴らしかったです！
透明度も軽く30ｍ以上はありました。
そして沖へ行くと尾上さんが言った通り、地形派ダイバーにはたまらないロケーションがひろがっていました。
カマスやアジの大群にも遭遇でき、久しぶりに潜っていて興奮しました！
ここはみんなに案内したい場所です！




ただ沖の地形が面白いところへ行くにはかなり泳がないと行けないのでエアー消費の早い方や体力のない方、寒がりの方は沖まで行かず、この時期は浅瀬で潜った方がいいかも。
このポイントは浅瀬もサンゴが群生していてとてもきれいですよ(^^)


そして今回のスタッフ旅行で最後に潜ったのが『塩ケ浦（せがうら）』 です。
このポイントも私自身初めてでした。
12月～2月の冬時期は透明度がよく、ウミガメが頻繁に見れるそうです。
実際に当日も他のグループがウミガメを見たと言っていました


地元ダイバーの話では最近は、 『平崎』 よりもこの 『塩ケ浦（せがうら）』 の方が透明度が安定していて面白いとのこと。
で、実際に潜ってみてやはり驚きました！
きれいです！ホントに…


このポイントも沖へ行くと地形がダイナミック。
切り立った岩壁沿いに潜ると簡単にディープ水域へ行けました。
透明度がいいので浅く感じます。
キビナゴをカツオが追いかけていました。


クマノミもたくさんいます。
赤いシライトイソギンチャクやタマイタダキイソギンチャクも久しぶりに見ました。


今回初めて潜ったこの 『塩ケ浦（せがうら）』 というポイントも今後のトリトンツアーで 「使える」 と確信しました！

今回のスタッフ旅行であらためて鹿児島・坊津の海の良さを再認識しました。
この鹿児島には今回潜れなかった野間池・後ろ浜という、これまたメンバーに人気の面白いビーチポイントがあります。
私は潜ったことありませんが、桜島のビーチポイントもなかなか面白いそうです。

鹿児島、いいですね(^^)

水温も温かいし、ダイビングポイント周辺には温泉もたくさんあるし、食べ物も美味しいし…
ということで、来年のトリトンツアーはこの鹿児島へ行く機会が過去になく多くなりそうです。
鹿児島出身のスタッフ能勢（MARINA）にとっては地元の海でもあります。
彼女がきっと活躍しますよ(^^)　▼画像左